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食品の汚染と原因食品

感染したヒトの排泄物(便・吐物)中に多量に含まれ、下水から河川や沿岸海水に流出し、その場所に存在している二枚貝の中腸腺で濃縮されます。
生食での食べ方が多い牡蠣が主な原因食とされています。保菌した調理者の糞便や吐物から、手を介して食品へ二次汚染が原因となり、飲食店などでの集団食中毒発生が毎年冬場に多く見られます。
生牡蠣、加熱不足の焼き牡蠣や牡蠣鍋、酢牡蠣などが原因となり、宴会調理、学校給食、仕出し弁当などの複合調理食品が、原因食品となっています。

予防

中心温度85℃、1分以上の加熱でノロウイルスの感染性を失活させることにより、予防することが出来ます。手指や調理器具の洗浄・消毒が重要ですが、細菌に有効なアルコールは殆ど効果がありません。 次亜塩素酸ナトリウム溶液などの塩素系消毒剤が最も有効とされています。

ノロウイルス受託内容

*事前に詳細をお問い合わせ下さい。 お問い合わせ

高感度拭き取り検査

国内有数の微生物検査専門機関(弊社提携先)である㈱江東微生物研究所では、従来のノロウイルス検査法を改良した厚生労働省推奨法である「濃縮沈殿法」によるノロウイルス拭き取り検査の受託を開始しています。

検査項目
ノロウイルス拭取
検査方法
PEG沈殿/RT―PCR法(厚生労働省推奨法)
採取容器
ふきふきチェックⅡ/栄研化学(事前お申込により送付致します)
拭取場所
厨房:調理器具(まな板・包丁。調理台・食器・布巾など)
厨房設備(冷蔵庫取っ手・シンク)、ドアノブ、従事者手指など
老人施設:厨房…上記同様
居室・トイレ(便器.床など)浴室、食堂、廊下手すりなど
トイレ:ドアノブ、手洗いシンク、フラッシュバルブなど
所要日数
ラボ到着後 3日~4日
保存方法
冷蔵
判定結果
(-) or (+)

申込書PDF

【食品検査】
検査方法
PCR法
サンプル
牡蠣→10個程度(必ずむき身にしてご依頼下さい。)
牡蠣フライ→約10個
その他牡蠣の加工品→100g
ウイルスのイメージ画像

その他の同種ウイルス

ロタウイルス

2歳以下の冬場の乳児下痢症は、主にこのウイルスが原因と言われています

ロタウイルス

第三者認証と関連検査

ロゴ JFS-B規格
ロゴ JFS-G規格
番号 項目 要求事項
GMP6 従業員等の衛生、
作業服及び健康管理
  • 組織は、従業員についての適切な衛生基準を従業員が業務に従事している国の法規制に従って文書化し、実施しなければならない。
  • その中には、手洗い方法と頻度、健康状態の確認方法、作業服や履物のルール、製造所への入出方法、食品の取扱方法及び異物混入対策を含めなければならない。
  • これらの要求事項を従業員に周知徹底し、委託事業者及び訪問者にも例外なく適用しなければならない。

⇒定期的なノロウイルス検査の実施

番号 項目 要求事項
GMP-G 17 食品取扱者等の衛生及び健康管理 食品取扱者についての適切な衛生基準を定め、実施しなければならない。
その中には、手洗い方法と頻度、健康状態の確認方法、作業服や履物のルール、調理場への入出方法、食品の取扱方法及び異物混入対策を含めなければならない。

第三者認証(HACCP・ISO支援)はこちら

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